IP Flow Manager
知的財産権統合戦略ソリューションシステム
IP Flow Manager は、企業の知的財産権情報戦略に必要なあらゆる情報を一元管理する、知的財産権統合戦略ソリューションシステムです。
特許管理システムから特許戦略システムへのパラダイムシフトを実現し、これからの企業に必要な特許戦略支援システムとして、発明者から経営層まで幅広いユーザ様に利用可能です。
企業内に散在する知的財産権情報を統括することにより、アイディア創出から特許に関連する生産情報管理、特許技術動向の解析まで、知的財産戦略情報としての価値を最大限に高めます。
パテントポートフォリオに必要な、あらゆるデータの一元管理を可能に
社内に散在する各種情報を統合化する事により、
特許技術動向の把握や特許価値の算出が可能になります。
特許事務所との連携により、データの一元管理もより容易に、便利になります。
インターネット出願ソフトで出願した電子包袋データも、企業側、事務所側、双方向から取込が可能です。
ファミリー図
出願案件の相関図を「ファミリー」として表示。
PCにダウンロードも可能。
出願分布図
出願案件の各国展開を地図上に表示。
フレキシブルなユーザインターフェースを
RIA（リッチ インターネット アプリケーション）を採用することにより※1、デスクトップアプリケーションに遜色のないユーザインターフェースを実現しました。
日本語／英語表示切替、テーマ変更等も利用者毎に設定可能です。
IPFMは使い慣れたWebブラウザで使うことができます。
幅広いブラウザに対応しています。Internet Explorer 11 は勿論、 Microsoft Edge、Mozilla Firefox など、自由に選択できます。
ポータル
管理情報をグラフィカルに表示。
ポータル画面の配置もユーザ様で独自に変更可能。
発明者にとって価値ある機能の提供を
発明ノートを利用し、発明の過程を履歴管理しながらデータベースに蓄積することにより、必要情報を簡単に検索、引用できます。
さらに、発明リストを利用し、自発明案件の検索、設定した技術テーマによる案件抽出、キーワードによるデータ解析などが可能になります。
発明リスト
自発明の一覧や、所属部署発明のリストを表示可能。
発明ノート
アイデアをメモ的に管理できる機能。
更新の履歴や更新差分も自動取得、閲覧可能。
フロー定義に自由度を
ワークフローシステムの課題であった、各種ワークフローの設定変更は、フロー定義を利用する事により、ユーザ様にて容易に行うことができます。※2
承認ルートの変更時等、開発工数をかけることなく迅速な設定変更を行えます。
フロー設定
フローは順番を作るだけ。ワイルドカードも使用可能。
戦略的な対応の検討を
法的関連を持つファミリーだけでなく、届出段階からのファミリーの生成が可能です。
さらに、技術テーマを付加することにより、戦略的な位置に立った各種手続きや特許の縦展開や横展開への対応検討が可能となります。
また、あるキーワードによる検索結果をもとに、案件単位からファミリー毎によるグルーピング表示への切り替えも容易です。
リストのグルーピング
関連する情報をグループごとに表示。
グループ対象もユーザ様で変更可能。
グループ会社の統合管理を
関連するグループ会社の管理を統合的に行うための機能を装備しています。
同じ1つの案件を共同出願している場合など、1案件として管理し、案件に紐づく各社共通の情報（出願番号や出願日など）のほかに、各社個別の情報（経費情報や対応状況など）を各社ごとに管理可能です。※3
案件台帳
各種の期限管理や、期限日の自動計算に対応。
作業履歴を作成して独自の期限管理も可能。
法律データの提供
国内法はもちろん、各国の審査請求期限、存続期間、年金期限、更新期限、宣誓書提出期限情報を提供します。
OAコードマスタを利用し、中間手続の期限設定にも対応可能です。
必要な情報の集約
特許案件管理に必要なすべての情報を集約し、一元管理します。
各案件台帳には、案件基本情報、期限情報、出願内容、経費情報、報償金情報、契約情報、評価情報、作業履歴（審査経過）、ファミリー情報、技術テーマ、製品情報など、各種情報が集約的に管理されています。
その他機能
- 特許事務所とのオンライン受発注機能
- 経費予測を可能にした経費管理機能
- 法務部まで対応可能な契約管理機能
- 支払処理フローまで対応可能な補償金・報償金管理機能
- ユーザ様にて登録可能なヘルプ機能や、評価テンプレート作成機能
- 部門別出願件数、届出成立など各種修正に対応した集計機能
保守サポート内容
IP Flow Manager のご提供する保守サポートは以下がございます。
- 操作方法のお問合せの対応
- サーバマシンのOSやミドルウェアの保守対応
- 不具合修正の対応（緊急性が高い場合）
バージョンアップ内容
IP Flow Manager は年2回（予定）のバージョンアップを行います。
- 機能改善／新機能の追加
- 法改正への対応（国内の法改正を優先します）
- サーバマシンの最新OS／ミドルウェアのバージョンアップ対応
- 不具合修正の対応（緊急性が低い場合）
選べる製品バージョン
ワークフロー版: IP Flow Manager WF
強力なワークフローエンジンを搭載したバージョンです。
業務に沿ったワークフローをユーザ様自身で設定することが可能です。
ワークフローは出願や中間処理など基本的な業務から、オフィスアクションに沿ったワークフローまで、ご利用可能です。
ワークフローと知財業務を密接にすることで、知財管理・創造を素早く実現できます。
エントリー版: IP Flow Manager SP/Lite
ワークフローは社内システムで行うユーザ様向けに、ワークフロー機能を削除したバージョンです。
出願管理、期限計算、履歴管理など、ワークフロー版と同様の機能を利用できます。※4
ワークフロー機能が無い分、導入コストも低く設定しております。
操作イメージ
操作導入編
出願／中間／権利維持 における手続きの進捗管理
- ExtJSフレームワークを採用しています。
- ワークフロー版のみの機能となります。
- データを一元管理する場合に限ります。データの保存先を各社毎に持たせる場合は、ご相談ください。
- ワークフローに関連する機能はご利用いただけません。詳細はお問い合わせください。
